1級管工事施工管理技士補の勉強方法|範囲が広くても「過去問と顔見知り」で受かった話
範囲が広すぎて、覚えることが多すぎる——最初はそう感じました。電気・排水・ガス・給水と資格を取ってきた私でも、序盤で圧倒されたくらいです。 でも、抜け道はありました。「覚えよう」とするのをやめて、過去問と”顔見知り”になること。それだけで、働きながらでも一次検定に届きました。
「1級管工事施工管理技士補、範囲が広すぎて何から手をつければいいのか分からない」。 仕事をしながら、この試験に向き合おうとして、そう感じている方は多いと思います。私も、まさに同じ入口に立っていました。
先にお伝えします。範囲の広さに圧倒されるのは、あなたの理解力の問題ではありません。この試験は、そもそも一周するだけでも骨が折れる広さなんです。
だから戦い方を変えます。全部を「覚えよう」とすると潰れます。そうではなく、過去問と何度も顔を合わせて”顔見知り”になっていく。 覚える勉強から、慣れる勉強へ。これが、働きながら一次検定に届いた私のやり方です。
この記事では、範囲の広さにどう向き合い、何をどの順番でやったのかを整理します。 書くのは、電気・排水・ガス・給水と資格を積み、40代で一次検定に合格した私の実体験です。
私は設備の仕事をしながら、これまで電気・排水・ガス・給水と資格を取ってきました。 正直、「設備の資格はひととおりやってきたし、管工事も何とかなるだろう」——最初はそう思っていました。
ところが、テキストを開くと第1章から流体・熱の計算が続き、「覚えることが多すぎる」と早々に圧倒されました。 驚いたのは、これまで取ってきた4つの資格と、序盤でほとんど内容が被らなかったこと。それだけ管工事は範囲が広く、正直に言えば一から覚え直す感覚でした。
だから、もしあなたが「自分だけ分かっていないのかも」「範囲が広すぎて無理かも」と感じていても、それは自然なことです。設備の資格を重ねてきた人間でも、最初はそう感じました。 大事なのは、そこで覚えようと気負わず、過去問と顔見知りになる方向へ切り替えることでした。
リクルド(旅する書庫番)この記事の結論
- 範囲は広い。でも「覚える」より「過去問と顔見知りになる」で届く
- 手順は①SAT動画で全体像 → ②過去問8年分を7回転 → ③詰まったら動画、今ならAI
- 過去問は覚えようとせず「問題→解答解説」を往復して慣れる
- 私の場合は約150〜160時間・4か月・朝活で一次検定に届いた(時間より到達基準)
📚 第二種電気工事士|次に読む順番
全体像はこのページで十分です。あとは、自分に必要な順に1本ずつ読めば大丈夫。焦らなくていいので、まずは「どれくらい勉強するか」から。難易度が不安な人はそのあと、教材は迷ったときだけで構いません。
勉強時間
約120時間の配分。全体量を知りたい人へ。
勉強量を確かめる → STEP 2|次に不安を潰す難易度
「やめとけ」の真偽と、つまずき所を先に潰したい人へ。
不安を整理する → STEP 3|迷う人だけテキスト・教材
教材を増やしすぎず、SAT+過去問で進めたい人へ。
教材迷いを止める →もう少し整理したい人は、必要な場所だけ進んでください。
※受験案内・試験日程・合格基準・CBT対応は変更される可能性があります。最新情報は必ず公式(電気技術者試験センター)で確認してください。
結論|「覚える」より「過去問と顔見知り」で受かる
先に結論です。この試験は、全部を覚えようとしなくて大丈夫です。過去問と何度も顔を合わせて”顔見知り”になるほうが、働きながらでも一次検定に届きます。
やることはシンプルです。まずSATの動画で全体像をつかみ、次に過去問8年分を繰り返す。詰まった所だけ動画やAIで補う。この3ステップを、覚え込むのではなく「慣れるまで回す」だけです。
正直、範囲が広くて圧倒された(4資格やってきた自分でも)
先に結論です。範囲の広さに圧倒されても、無理もありません。設備の資格を4つ取ってきた私でも、序盤はほとんど内容が被らず、一から覚え直す感覚でした。
テキストは第1章の「設備工学の基礎」から、流体・熱といった計算が続きます。ここで「覚えることが多すぎる」と感じて手が止まる人は多いはずです。私もそうでした。
しかも管工事は、空調・給排水衛生・設備機器・施工管理法・法規と、とにかく分野が広い。 電気や給水で身につけた知識がそのまま効く場面は、序盤ほど少なく感じました。「経験者でも一から」——だからこそ、覚え込もうとせず、回して慣れる方針が効いてきます。
ここで大事なのは、広さに絶望しないこと。全分野を完璧に理解しようとするから重くなる。過去問でよく出る所から順に”顔見知り”を増やしていけば、広さは少しずつ味方になります。
勉強時間の目安と、働きながらの積み上げ方
先に結論です。私の場合、一次検定の勉強時間は約150〜160時間。試験の4か月前から、朝の時間に少しずつ積み上げました。ただし時間は目的ではなく、過去問を仕上げ切った結果です。
一般に1級管工事施工管理技士は200時間以上と言われることもありますが、それは二次検定まで含めた数字です。 技士補(一次検定)に絞れば、私は150〜160時間で届きました。もちろん人によりますが、「一次だけなら、思ったより現実的」というのが実感です。
積み上げ方は、朝4時半〜6時半のあいだに1日1〜2時間。できない日も見込んで、月40時間×4か月で約160時間、という生活設計でした。夜より朝のほうが、私は続きました。
📌 朝活での時間の作り方はこちら
「4か月・朝活でどう150時間を作ったか」を、もっと具体的に書いています → 1級管工事施工管理技士補の勉強時間(朝活での積み上げ方)
やったこと①:まずSAT動画で全体像をつかむ
先に結論です。いきなり過去問に入らず、まずSATの動画で全体像をつかみました。広い範囲を「知らない土地の地図」として先に眺めておくと、迷子になりにくくなります。
SATは動画講座とテキストがセットで、テキストに沿って講義が進みます。最初の1〜2周は、細かく覚えようとせず「こういう分野があるのか」と全体像を流し見する感覚でOKです。
目的は理解の完成ではなく、次にやる過去問で「見たことがある」と思える下地を作ること。この下地があると、過去問の顔見知りづくりが一気に速くなります。
やったこと②:過去問8年分を7回転(顔見知り作戦)
先に結論です。この試験の背骨は、過去問8年分を繰り返すことです。私は「7回読み勉強法」を参考に、過去問を7回転しました。コツは一つだけ。覚えようとせず、問題と解答解説を往復して”顔見知り”になることです。
「7回読み勉強法」という、繰り返し読むことで定着させる勉強法があります。私はその考え方を参考に、管工事の過去問8年分に当てはめました。 1周13分野もあるので、8年分を7回転すれば、それだけでかなりの量になります。
覚えようとすると、1問で止まって時間が溶けます。でも「顔見知りになるだけ」と決めると、どんどん先へ進めます。 7回目には、多くの問題が”知っている顔”になっていました。覚えたのではなく、慣れた。この違いが、働きながらでも回せる理由です。
それに、この”慣れ”は、一日休んだくらいでは他人に戻りません。朝に向かえない日があっても、翌朝また開けば”知っている顔”はちゃんと残っていました。毎日できなくても大丈夫。顔見知りは、少しずつでも確実に増えていきます。
▶ 過去問はここで(本家で解く)
過去問は転載できないので、練習は本家のサイトへ。無料で解説つきの過去問が使えます → 1級管工事施工管理技士 過去問(過去問ドットコム)
スミス親方やったこと③:分からない所は動画へ、今ならAIも
先に結論です。過去問の解説を読んでも分からない時は、SATの動画に戻って理解し直しました。そして今なら、私はまずAIに聞きます。
過去問ドットコムの解説は丁寧ですが、それでも腑に落ちない問題は出てきます。そんな時は、該当分野のSAT動画に戻ると、別角度から説明されていて理解が進みました。
ただ、私が受けた頃と違って、今はAIがあります。解説で分からない用語や考え方は、まずAIに噛み砕いてもらうと速い。 もし今から受けるなら、私は「過去問ドットコムの解説 → 分からなければAIに聞く → それでも曖昧なら動画」の順にすると思います。
- まず過去問ドットコムの解説を読む
- 分からない用語・考え方は、AIに噛み砕いてもらう
- それでも曖昧なら、動画で分野ごと理解し直す
※AIはあくまで理解の補助です。最終的な正誤は、過去問の解説や公式情報で確認してください。
長老チャットラーよくある疑問
一次検定(技士補)なら、過去問中心の独学で十分狙えます。私も講座は動画(SAT)を全体像の把握に使った程度で、あとは過去問の繰り返しでした。大事なのは教材の多さより、過去問と顔見知りになるまで回すことです。
私は8年分を7回転しましたが、回数は目安です。数を数えるより、「見たことのある問題が増えて、解答解説を読めば流れが分かる」状態になっているかで判断するのがおすすめです。
私の場合は一次検定で約150〜160時間、4か月の朝活でした。ただし時間は目的ではなく、過去問を仕上げ切った結果です。数字を追うより、過去問と顔見知りになれているかで判断するのがおすすめです。
受験資格は制度改正で変わってきており、年度で扱いが異なります。ここは正確さが大切なので、必ず試験実施機関の公式情報でご確認ください → 全国建設研修センター(公式)
まとめ|今日できる小さな一歩
- 範囲は広い。でも覚えるより「過去問と顔見知り」で届く
- 手順は①動画で全体像 → ②過去問8年分を7回転 → ③詰まったらAI・動画
- 時間は目的でなく「過去問を仕上げ切った結果」(私は約150〜160時間・4か月)
範囲の広さに圧倒されるのは、最初はみんな同じです。設備の資格を積んできた私でも、序盤は「多すぎる」と感じました。
でも、覚えようと気負わず、過去問と顔見知りになっていけば、働きながらでも一次検定には届きます。焦らず、1日1〜2時間を積むところから始めてみてください。
※本記事は筆者の実体験に基づく内容です。必要な勉強時間・合格までの期間には個人差があります。試験制度・受験資格・出題範囲は変更される可能性があります。最新情報は必ず全国建設研修センター等の公式情報でご確認ください。

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