第二種電気工事士は「やめとけ」と言われる?難易度・取る価値を40代設備屋が答える
「取っても大して変わらない」と言う人がいます。でも現場では、元請けから免許の提示を求められる場面が出てきます。 持っていれば平常心。持っていなければ、その場で詰まる。難易度より先に、取る価値を整理します。
「第二種電気工事士はやめとけ」「取っても大して変わらない」という声があります。 そう言われると、取る前から迷ってしまう。私も最初は、本当に必要なのか確信が持てませんでした。
迷って調べてここに辿り着いたのなら、それは慎重なだけで、自然なことです。
でも現場に出て分かったことがあります。元請けから免許の提示を求められる場面は、思っていたより多いということです。 持っていれば何も焦らない。持っていなければ、その場で詰まる。それが現実でした。
この記事では、「やめとけ」への正直な回答から始めて、難易度の本質、計算問題の攻略、40代でも取れる理由まで整理します。
私は水道専門で転職した設備屋で、入社当初は電気がゼロでした。 第二種電気工事士を取ったのは入社2年目。40代からの挑戦でしたが、一発で合格できました。
難易度は、才能ではなく「配置」で変わります。朝に置いて、順番を固めれば、40代でも届く資格です。
ただし、難易度より先に聞かれることがあります。「そもそも取る意味があるのか」という疑問です。 これには、はっきり答えられます。
リクルド(旅する書庫番)この記事の結論
- 「やめとけ」は誤り。現場では免許の提示を求められる場面がある
- 難易度は才能より配置(朝・順番・回転)で決まる
- 計算問題は「型ゲー」。深い理論より、出る形を覚えて当てはめる
- 40代・電気ゼロでも独学一発合格できた
📚 第二種電気工事士|次に読む順番
全体像はこのページで十分です。あとは、自分に必要な順に1本ずつ読めば大丈夫。焦らなくていいので、まずは「どれくらい勉強するか」から。難易度が不安な人はそのあと、教材は迷ったときだけで構いません。
勉強時間
約120時間の配分。全体量を知りたい人へ。
勉強量を確かめる → STEP 2|次に不安を潰す難易度
「やめとけ」の真偽と、つまずき所を先に潰したい人へ。
不安を整理する → STEP 3|迷う人だけテキスト・教材
教材を増やしすぎず、SAT+過去問で進めたい人へ。
教材迷いを止める →もう少し整理したい人は、必要な場所だけ進んでください。
※受験案内・試験日程・合格基準・CBT対応は変更される可能性があります。最新情報は必ず公式(電気技術者試験センター)で確認してください。
「やめとけ」と言われるが、それでも取ってよかった理由
先に結論です。「やめとけ」は現場の実態を見ていない言葉だと、私は感じています。
いちばん見落とされやすいのは、入口の話です。 協力会社の職人として登録するとき、この免許が必要になる場面があります。
「取ってから役に立つかどうか」の前に、登録の段階で求められる。 つまり、持っていないと「その仕事に入る前」で止まってしまうことがある、ということです。
ここで止まるのは、知らなかった人が悪いわけではありません。 入口で免許を求められる場面があることは、現場に入ってみないと見えにくい話です。
だからこそ、今ここで知れたなら、それだけで一歩前進です。
求められたとき、慌てて言い訳を探さなくていい。 「あります」と一言で終わる。たったそれだけのことが、現場では想像以上に大きいです。
ここからは、免許を持っていると何が変わるのかを、現場と生活の両方で整理します。
- 協力会社の職人登録で、免許が必要な場面がある
- 元請けから提示を求められても、即対応できる
- 「免許はありますか?」と聞かれても、平常心でいられる
- 持っていない状態で求められると、その場で詰まる
「取っても大して変わらない」という人は、この「持っていない状態のリスク」を見落としています。 変化は派手ではないかもしれません。 でも、登録で求められる・現場で提示を求められる、という場面は、現場を続けるほど出てきます。 地味でも、後からじわじわ効いてくる種類の武器です。
もう一つ、仕事だけではありません。 私はこの資格を取ってから、自宅のコンセント増設や防犯カメラの設置を自分で行えるようになりました。 かつて外注に頼むしかなかった作業が、自分の手で完結できるようになった。 これは資格を武器として使っている、一番身近な実感です。 自分の家のちょっとした電気の困りごとを、人に頼まず片づけられる——資格は、職場の外でも、暮らしの中で静かに効いてくる道具になります。
スミス親方取ると「できること」が広がる
先に結論です。第二種電気工事士を取ると、仕事では「設備と電気をひとつながりで見られる」ようになり、家では「これまで業者に頼んでいた作業を自分でできる」ようになります。
今の住宅設備は、電気と切り離せません。 設備の仕事をしていると、電気が絡む場面は想像以上に多いです。
- トイレ・洗面台・レンジフード・自動水栓・井戸ポンプ:コンセントが必要になることがある
- IH・エコキュート・食洗機・浴室暖房・エアコン・EVコンセント:専用回路が関わることもある
資格を持っていると、これらの設備と電気の関係を一体で見られるようになります。 水道だけ、電気だけではなく、設備全体として考えられる視野が広がります。 それが仕事での動き方の変化につながります。
実際に工事を行う場合は、法令・資格範囲・施工条件を確認し、安全を最優先にしてください。 判断が難しい作業は、専門業者への相談も選択肢に入れてください。
難易度は「配置」で変わる
先に結論です。第二種電気工事士の難易度は、才能より「配置」で決まります。
難しいと感じる人と、管理できると感じる人の違いは、ほぼこれです。 筆記・技能・仕事しながらの勉強で、詰まりやすい場所がそれぞれ違います。
難易度が上がる配置 vs 下がる配置
難しくなる配置
- 疲れた夜に気合いで勉強しようとする
- いきなり過去問だけ回す
- 理解を飛ばして暗記に寄せる
- 技能試験の不安で、筆記中から全部やろうとする
- 教材を増やして迷う
管理しやすい配置
- 朝の集中できる時間に固定する
- 理解 → 過去問の順で回す
- 筆記と技能を分けて考える
- 範囲と目標を先に決める
- やらないことを決める
「難しい」と感じているなら、才能の問題ではなく配置の問題である可能性が高いです。
ミケ(仕組み職人)計算問題は「型ゲー」だった
先に結論です。計算問題は、深い理論より「型を覚えて当てはめる」方が速いです。
「電気は計算が難しそう」と思って怖がる人がいます。私もそう思っていました。 実際に勉強してみると、試験に出る計算問題は出てくるパターンが決まっていると感じました。
- 理論を完璧に理解しようとして止まらない
- まず過去問で「この問題はこの型」と認識する
- 型が分かったら、その型を何度も繰り返す
- 解説で「なぜその計算になるか」を確認しながら進める
ただし、型を覚えるだけで満足しないことも大事です。 過去問の解説を読んで、なぜその式になるのかを理解する。 それができると、似た問題が出たときにも対応できます。
計算で止まっている人ほど、「まず理論を完璧に」と考えがちです。 でも、その順番だと手が止まったままになりやすい。 先に型を覚えて、解きながら少しずつ理解を足していく。 計算が苦手な人ほど、この順番のほうが前に進めます。
長老チャットラー合格率の見方と油断ポイント
先に結論です。合格率の数字より、「当日ブレない状態か」の方が大事です。
合格率は年度や回によって変動します。公式の最新情報は電気技術者試験センターで確認してください。
▶ 公式確認先
注意したいのは、合格率が高く見えても落ちる人は落ちるという事実です。 第二種電気工事士は引っかけ問題が多く、「なんとなく解けた」という状態で試験に行くと当日のブレで落ちます。
合格率を見るときの正しい読み方は、「自分が当日ブレない状態になっているか」を問う材料として使うことです。 数字がいくら高くても、準備が整っていなければ意味がありません。
落ちる理由TOP3|勉強量より「やり方」で落ちる
先に結論です。落ちる原因は、勉強量ではなくやり方にあることがほとんどです。
落ちる理由TOP3
- 勉強ゼロ・直前だけ:引っかけ問題のパターンを知らないまま本番に行く
- やり方がバラバラ:理解が積み上がらず、同じところで止まり続ける
- 技能の不安で詰め込みすぎる:手順がブレて、欠陥が出やすくなる
この3つを避けるだけで、難易度の体感は大きく下がります。 特に②は、「何度も回しているのに伸びない」という人が陥りやすいパターンです。 回転数ではなく、間違いの回収と理解の確認ができているかを見直す方が早い。
スミス親方難しいと感じる人/簡単になる人の違い
先に結論です。いま「難しい」と感じているなら、足りないのは能力ではなく整え方です。 下の2つを見比べて、自分が今どちら側の配置にいるかを確かめてください。
どちらのタイプか確認する
難しいと感じる人の配置
- 夜に勉強しようとして続かない
- 教材を増やして迷う
- 暗記で押し切ろうとして崩れる
- 技能の不安で手を出しすぎて混乱する
- 計算問題で理論を完璧に理解しようとして止まる
簡単になる人の配置
- 朝に固定して淡々と積む
- 手順を固定する(理解→過去問→回転)
- やらないことを決める
- 計算は型を認識してから理解を深める
- 技能は決めた回数で回す
よくある疑問
「取っても大して変わらない」という先入観が多いようです。でも実態は違います。 協力会社の職人登録で免許が必要な場面があります。また現場では元請けから提示を求められることも多々あります。 持っていれば平常心。持っていなければその場で詰まる。これが現場の実態です。
できます。計算問題は深い理論より、型を覚えて当てはめる「型ゲー」として攻略できます。 最初から完璧な理解を目指すと止まります。まず型を認識して、過去問を回しながら理解を深める順番が現実的です。
仕事では設備と電気を一体で見る視野が広がります。元請けから免許提示を求められる場面にも対応できます。 私の場合、自宅のコンセント増設や防犯カメラ設置も自分で行えるようになりました。
「回数」より「顔見知り化」が目安です。5回転で90%に届く人もいます。 伸びない場合は回転数ではなく、間違いの回収と理解の確認ができているかを見直す方が先です。
基本は筆記が終わってからでOKです。同時にやると頭が散って中途半端になりやすい。 技能は「決めた回数で回す」のが強いので、筆記を固めてから一気に仕上げる方が効率的です。
年度や回によって変動します。最新の数字は 電気技術者試験センターの公式サイト で確認してください。数字より「当日ブレない状態になっているか」が大事です。
まとめ|難易度より先に、取る価値を確かめる
- 「やめとけ」は現場を知らない言葉。協力会社の職人登録で免許が必要な場面がある
- 元請けから免許提示を求められる場面も多々ある。持っていれば平常心、持っていなければその場で詰まる
- 仕事だけでなく、自宅のコンセント増設・防犯カメラ設置も自分でできるようになった
- 難易度は才能ではなく「配置」で変わる。朝に固定して、順番を崩さず、回す
- 計算問題は「型ゲー」。深い理論より、出る形を認識して当てはめる
- 落ちる原因はほぼ「やり方」。量より間違いの回収と順番が大事
取る価値が確認できたら、次は具体的にどう進めるかです。 「何時間かかるのか」から入りたい人は勉強時間へ。 「どんな教材を使えばいいか」は教材・勉強サイトの記事へ進んでください。
※本記事は筆者の実体験・現場での経験に基づく内容です。試験日程・受験案内・合格基準・合格率・試験範囲は変更される可能性があります。最新情報は必ず電気技術者試験センター等の公式情報で確認してください。学習方法の効果には個人差があります。

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