7回読み勉強法を資格勉強に応用|過去問7回転のやり方

武器屋|資格勉強の回し方

7回読み勉強法を資格勉強に使うなら?過去問7回転で顔見知りを増やす方法

テキストを1回読んでも、頭に入らない。
過去問を開いても、問題文の意味がつかめない。

そんな時、「やっぱり自分は勉強に向いていないのかもしれない」と感じることがあります。
でも、それは才能の問題ではなく、入り方の問題かもしれません。

大事なのは、最初から理解しようとすることではなく、問題や言葉と何度も顔見知りになることです。

王国の朝の書庫で、教科書の7回読みを過去問7回転へ変換している図
この記事では、一般的な7回読み勉強法を、資格勉強向けの「過去問7回転」に変換して考えます。

7回読み勉強法と聞くと、「教科書を7回読む方法」と思う人が多いかもしれません。

ただ、私が資格勉強で実際に使ってきた形は、少し違います。

まずSATの動画で全体像を見て、専門用語に慣れる。
その後、過去問を7回転する。
解説で分からないところだけ、動画や教材へ戻る。

教科書を最初から最後まで7回読むのではなく、過去問を7回転する。
この形の方が、仕事・家族・体力の制約がある40代会社員には続けやすいと感じています。

この考え方にたどり着いたのは、給水装置工事主任技術者で一度不合格になったことがきっかけでした。
公衆衛生学の最初の3問を外した時に、問題の言い回しが変わると対応できない弱さを感じました。
1回で理解できていなかったのではなく、問題との顔見知りが足りなかっただけでした。

この記事では、その経験をもとに、王国流の7回転を実体験ベースで整理します。

この記事の結論

7回読み勉強法を資格勉強に使うなら、教科書を7回読むことにこだわらなくて大丈夫です。

動画で全体像をつかみ、過去問を7回転しながら、分からない所だけ教材へ戻る。

この方が、仕事・家族時間・体力の制約がある40代会社員には続けやすいと感じています。

※この方法は、合格を保証するものではありません。資格試験では、試験範囲の確認・過去問演習・間違い直しを組み合わせて、自分の状況に合わせて調整してください。

7回読み勉強法を資格勉強に使うなら、過去問7回転が現実的

7回読み勉強法を資格勉強に使うなら、教科書を7回読むより、過去問を7回転する方が現実的です。

もちろん、教科書や基本テキストは大事です。

ただ、勉強が苦手な人ほど、最初から教科書をきれいに読もうとして止まりやすいです。

知らない言葉が多い。
何が大事か分からない。
読んだはずなのに、問題になると答えられない。

この状態で「もっと丁寧に読まなきゃ」と考えると、勉強が重くなります。

そこで私は、最初から理解しようとするのではなく、まず問題と顔見知りになることを優先しました。

一般的な入口

教科書やテキストを何度も読む

資格勉強向けに変換

出題形式と用語に何度も触れる

王国流7回転

過去問と顔見知りになってから理解を深める

過去問を何度も見ると、問題文の言い回し、選択肢の癖、よく出る言葉に少しずつ慣れていきます。

最初は分からなくて大丈夫です。
「見たことがある」を増やすことが、最初の目的です。

認知、理解、定着、説明の順番で、まず問題と顔見知りになることを示した図解
最初は「見たことがある」で十分。理解は、何度も回す中で少しずつ積み上がります。

問題と顔見知りになるとは、どういうことか

私が言う「顔見知りになる」とは、問題を丸暗記することではありません。

問題文を見た時に、「この言い回しは前にも見た」「この選択肢は引っかけかもしれない」「この用語はあの分野だった」と、少しだけ反応できる状態です。

資格勉強では、いきなり完璧な理解を目指すより、次の順番で慣れていく方が止まりにくいです。

段階 状態 資格勉強での例
認知 見たことがある 用語や問題形式に少し慣れている
理解 意味が分かる 解説を読めば、なぜそうなるか分かる
定着 問題で使える 似た問題で答えを選べる
説明 人に説明できる なぜその選択肢が正しいか言える

勉強が苦手な人は、いきなり「理解」や「説明」を目指して止まりがちです。

でも、最初は認知で十分です。

まずは、見たことがある問題を増やす。
顔見知りの問題を増やす。

この順番の方が、私には合っていました。

王国流の7回転|1回目と2回目は解こうとしない

王国流の7回転では、1回目と2回目は解こうとしません。

問題を読んで、解答を見て、解説を見る。
それだけです。

ここで無理に頭へ負荷をかけません。

最初から解こうとすると、分からない問題に当たるたびに止まります。
そのたびに「できない」と感じてしまいます。

だから、1回目と2回目は、まず問題と顔見知りになる時間にします。

王国流7回転のざっくり地図

準備|動画や教材で全体像に触れる
1〜2回目|問題・解答・解説を見るだけ
3回目以降|一通り解いて、正答率を見る
5〜7回目|間違い・弱点・言い回しを確認する

準備|SAT動画で全体像を見る

私の場合、教科書を最初から読むより、SATの動画で一通り見る方が入りやすかったです。

動画で全体像を見る。
専門用語に少し慣れる。
何が出てくるのかをざっくり知る。

この段階では、完璧な理解は目指しません。

「こんな言葉があるんだな」くらいで十分です。

動画教材は必須ではありません。

私の場合は、専門用語に慣れる入口として役立ちました。過去問と解説だけで進められる人は、無理に教材を増やす必要はありません。

特定の教材をすすめたいというより、私には動画で全体像をつかむ入り方が合っていました。

1回目|問題・解答・解説を見るだけ

1回目は、問題を読んで、すぐ解答を見て、解説を見ます。

正答率は測りません。

なぜなら、そもそも解こうとしていないからです。

目的は、点数を取ることではありません。
問題文、選択肢、解説の言葉に慣れることです。

2回目|同じ流れで、頭に負荷をかけない

2回目も、基本的には1回目と同じです。

問題を読む。
解答を見る。
解説を見る。

ここでも、まだ無理に解こうとしません。

2回目で少しだけ「あ、これ見たことある」と感じられれば十分です。

3回目以降|一通り解き、正答率を測る

3回目くらいから、一通り問題を解きます。

ここで初めて、正答率を見ます。

私の場合は、だいたい次のような感覚でした。

1回目と2回目は見るだけ、3回目以降に解く、7回目で弱点確認をする過去問7回転の流れ
過去問7回転は、最初から完璧に解く旅ではありません。見る、解く、弱点を回す順番で進めます。
回数 やったこと 正答率の目安
1回目 問題・解答・解説を見るだけ。解こうとしない 測っていない
3回目 一通り解いて、正答率を確認する 6割くらい
5回目 間違えた問題を中心に戻る 8割くらい
7回目 弱点と見落としを確認する 9割くらい

これは私自身の実体験であり、誰でも同じように上がるという意味ではありません。

大事なのは、正答率だけを見ることではありません。

間違えた問題を見て、「なぜ間違えたのか」「どの言葉で迷ったのか」「解説のどこへ戻ればよいか」を確認します。

過去問の丸暗記だけでよい、という話ではありません。
分からないところは、教材や動画へ戻ります。

給水装置工事主任技術者で不合格になって気づいたこと

この考え方にたどり着いたのは、給水装置工事主任技術者で一度不合格になった経験が大きいです。

特に覚えているのが、公衆衛生学の最初の3問です。

試験の最初でつまずいた時に、「これは厳しいかもしれない」と感じました。

あとから振り返ると、知識がまったくなかったというより、問題の言い回しが変わった時に対応できていませんでした。

見たことがある形なら答えられる。
でも、少し言い方が変わると迷う。

ここで、問題との顔見知りが足りなかったのだと気づきました。

給水装置工事主任技術者の勉強方法については、別記事でも整理しています。必要なら給水装置工事主任技術者の勉強方法も参考にしてください。

注意したいこと

7回転は、合格を保証する魔法ではありません。試験範囲を確認し、過去問だけで足りない部分は、テキスト・講義・公式情報へ戻る必要があります。

法令や制度が関わる資格では、過去問だけで判断せず、必要に応じて公式情報や最新の試験案内も確認してください。

朝4時に勉強する理由|夜は寝落ちして勉強にならなかった

私は、資格勉強を朝に寄せることが多いです。

朝4時に起きて、1〜2時間ほど勉強する。
家族が寝ている時間にやるので、家族時間との衝突も少ないです。

夜に勉強しようとしたこともありました。

でも、仕事が終わった後の夜は、正直きついです。
眠い。
疲れている。
座ったら寝落ちする。

勉強どころではない日が続きました。

だから、私は夜に勉強しない方針にしました。

夜にできないなら、夜を責めない。

自分が動きやすい時間帯へ、勉強を移す。私の場合は、それが朝でした。

朝は、眠気が飛んでいる感覚があり、勉強しやすいです。

もちろん、すべての人に朝4時が合うわけではありません。

大事なのは、自分が一番止まりにくい時間帯を見つけることです。

勉強時間の考え方は、1級管工事施工管理技士補の勉強時間でも実体験ベースで整理しています。

朝4時の勉強机と、歩きながら動画学習をする王国流の資格勉強風景
机に向かえない日も、歩きながら耳と目で少し進める。止まらない形へ移します。

歩きながら動画を見ると、最初の壁が低くなる

最初のインプットでは、歩きながらSATの動画を見ることが多かったです。

30分間、歩きながら動画を見る。

ただ耳で聞くだけではなく、目で映像を追いながら聞く方が、私には分かりやすかったです。

教科書を読むことは、基本的にはあまりしていません。

過去問で理解できないところが出てきた時に、教材や動画を見直す程度です。

私にとっては、最初から机に座って教科書を読むより、歩きながら動画で全体像に触れる方が始めやすかったです。

目・耳・手の使い分け

解説や図を確認する。分からないところを見直す。

歩きながら動画を聞く。全体像や用語に慣れる。

計算問題だけは紙とペンで動かす。

目が疲れたら耳に切り替える。
耳だけで分かりにくい時は映像を見る。
計算問題は手を動かす。

このように切り替えると、勉強を完全停止しにくくなります。

7回転でやらない方がいいこと

7回転では、最初から完璧を目指さない方が続きやすいです。

特に、次のようなことは避けた方がいいと感じています。

  • 1回目から正答率を気にしすぎる
  • 分からない問題で長時間止まる
  • 教科書を最初から完璧に読もうとする
  • 過去問の答えだけを丸暗記する
  • 間違えた理由を確認せずに次へ進む

最初から理解できないのは、普通です。

だから、1回目と2回目は解こうとしない。
3回目以降に、少しずつ解く。
分からないところだけ、教材へ戻る。

このくらいの温度で進める方が、私には続けやすかったです。

できなかった日の戻り方|ゼロにしない設計にする

資格勉強は、毎日きれいに進むとは限りません。

仕事で疲れる日もあります。
家族の予定が入る日もあります。
眠すぎて何もできない日もあります。

そんな時に、「今日はできなかった」と責めすぎると、翌日も戻りにくくなります。

私は、できない日用の戻り方を作っておく方が大事だと感じています。

状態 理想 最低ライン
朝に少し時間がある日 過去問を1区切り回す 1問だけ解説を見る
歩く時間がある日 動画を30分見る 音声を5分だけ聞く
手を動かしたい日 計算問題を紙で解く 解説だけ読む
完全にしんどい日 休む 早く寝て明日の朝に戻す

できなかった日を、マイナスで数えなくて大丈夫です。

1時間やる予定だったのに、1問しか見られなかった。
それでも、1問は見ています。

ゼロではありません。

疲れた日は、休んでいいです。

勉強を無理に続けるより、早く寝て、翌朝に戻る方が長く続きます。

向いている人・向いていない人

王国流の7回転は、1回で理解できずに止まる人には向いていますが、読むだけで合格したい人には向いていません。

向いている人 向いていない人
1回読んでも理解できずに止まる人 読むだけで合格したい人
過去問の言い回しで迷いやすい人 過去問演習を避けたい人
教科書を最初から読むのが苦手な人 解説や教材へ戻るのが面倒な人
朝など、短い時間で勉強を回したい人 一発逆転だけを狙う人
問題と顔見知りになるまで回せる人 間違えた理由を見ない人

この方法は、楽をして受かる方法ではありません。

でも、最初から完璧に理解しようとして止まるより、問題に何度も触れて、解説に戻り、少しずつ分かる場所を増やす方が、私には合っていました。

「向いていない人」の項目が気になった場合でも、まず1問だけ開いて見るだけなら、何の損もありません。
試してみて合わなければ、自分に合う方法を探せばいいだけです。

よくある質問

Q. 7回読み勉強法とは?

一般的には、教科書や本を何度も読み、全体像から細部へ理解を深めていく勉強法として知られています。

この記事では、その考え方をそのまま教科書読みに使うのではなく、資格勉強向けに「過去問を7回転して、問題と顔見知りになる方法」として整理しています。

Q. 7回読み勉強法は効果がありますか?

私には、資格勉強向けに変換すると効果を感じやすかったです。

教科書を7回読むというより、動画で全体像をつかみ、過去問を何度も回して、分からないところだけ教材へ戻る形が続けやすかったです。

ただし、効果の出方は試験の種類、教材、学習時間、これまでの知識によって変わります。

Q. 7回読み勉強法は何日くらいかかりますか?

資格の範囲、過去問の量、1日に使える時間で変わります。

私の場合は、朝4時から1〜2時間を使い、過去問を少しずつ回す形にしていました。大事なのは、短期間で詰め込むことより、止まらずに回せる設計にすることです。

Q. 7回読み勉強法のデメリットは?

読むだけで分かった気になりやすいことです。

資格勉強では、問題を解く力や言い回しへの対応も必要です。だから私は、教科書を読むだけで終わらせず、過去問を回し、間違えたところだけ教材へ戻る形にしました。

Q. 7回読み勉強法のやり方は?

資格勉強で使うなら、まず全体像に触れ、1〜2回目は問題・解答・解説を見るだけにします。

3回目以降で一通り解き、正答率や間違えた理由を確認します。分からないところは、テキストや動画へ戻ります。

Q. 英語や数学にも使えますか?

考え方は応用できますが、科目によって調整が必要です。

英語なら単語・文法・長文に何度も触れる形、数学や計算問題なら見るだけでなく紙とペンで手を動かす時間が必要です。

Q. 7回読めば本当に覚えられますか?

7回読めば必ず覚えられる、というものではありません。

私の場合は、教科書を7回読むというより、動画で全体像を見たあと、過去問を7回転して問題と顔見知りになる形で使いました。

Q. 1回目から問題を解かなくていいのですか?

私の場合、1回目と2回目は解こうとしません。

問題を読んで、解答を見て、解説を見るだけです。最初から頭に負荷をかけすぎると止まりやすいので、まずは問題や用語に慣れることを優先します。

Q. 過去問は何年分やればいいですか?

資格や試験範囲によりますが、私の場合は3年分だけより、5年分、8年分と多くの問題に触れた方が対応しやすいと感じました。

同じ内容でも言い回しが変わることがあるため、問題と顔見知りになる量を増やすことが大事です。

Q. 教科書は読まなくてもいいですか?

読まなくていいという意味ではありません。

私の場合は、最初から教科書を読み込むより、動画で全体像を見て、過去問で分からないところだけ教材や動画へ戻る方が続けやすかったです。

Q. 忙しい社会人でもできますか?

できます。ただし、時間の作り方が大事です。

私の場合は夜ではなく、朝4時から1〜2時間やっていました。夜は寝落ちして勉強にならない日が続いたので、家族が寝ている朝に勉強を移しました。

Q. 歩きながら勉強しても意味がありますか?

私には意味がありました。

30分歩きながらSAT動画を見ることで、専門用語や試験範囲に触れるハードルが下がりました。ただし、計算問題などは紙とペンで手を動かした方がよいです。

Q. 7回転しても分からない問題はどうしますか?

解説を読んでも分からない問題は、動画や教材へ戻ります。

それでも分からない場合は、いったん印をつけて、後で戻る形でも大丈夫です。大事なのは、1問で止まり続けないことです。

まとめ|7割が顔見知りになると、試験で戦いやすくなる

7回読み勉強法を資格勉強に使うなら、教科書を7回読むことにこだわらなくて大丈夫です。

動画で全体像をつかみ、過去問を7回転しながら、分からないところだけ教材へ戻る。
この流れが、40代会社員には現実的でした。

1回目と2回目は解こうとしない。
問題・解答・解説を見るだけでいいです。
3回目以降に解いて、正答率を見て、間違えたところへ戻る。

私の場合は、3回目で6割、5回目で8割、7回目で9割くらいになっていきました。
これは実体験の目安であって、誰でも同じになるとは言えません。

ただ、過去問と何度も顔を合わせていくうちに、試験本番で「あ、これ見たことある」と思える問題が増えていきます。
7割くらいが顔見知りの問題になっていると、かなり戦いやすくなります。

勉強が続かなかったのは、頭が悪いからではなく、自分に合う入り方を知らなかっただけかもしれません。

勉強が苦手なのは、頭が悪いからではありません。
1回で理解しようとして、止まる設計になっていただけです。

まずは、今使っている過去問を1問だけ開いて、解答と解説を見るところからで十分です。
その1問が、顔見知りとの最初の出会いになります。

全部を一度に整えなくて大丈夫です。まずは、今使っている過去問を1回だけ軽く通すところからで十分です。

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※資格勉強の進め方は、試験の種類、学習経験、使える時間、教材との相性によって変わります。この記事は、私自身の資格取得経験をもとにした勉強法の整理です。

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