📜 営業が向いていない人の、生き残り戦略
口が上手い人と同じ土俵で戦わない。資格=武器/朝活=整える
前の話では、資格を取ったことで
仕事の任され方や、会話、信頼がどう変わったのかを書きました。
給料が急に上がったわけではありません。
でも、仕事の中身と立ち位置は確実に変わりました。
名刺に資格名が載り、法人相手の仕事では「資格が前提」になる。
会社の信用そのものを、免許で支えている。
そうした現実を経験して、私ははっきりと感じるようになりました。
資格は、人生を一発で変える魔法ではない。
でも、人生を立て直すための「土台」にはなる。
この話では、40代で営業が向いていなかった私が、人生を立て直すために選んだ資格ルートと、
その裏にあった考え方を実体験としてまとめます。
稼げる資格やおすすめランキングの話ではありません。
仕事と信用を、現実的に積み上げていくための記録です。
なぜ40代で「人生を立て直す」必要があったのか
正直に言うと、私はずっと「人生を立て直そう」なんて思って生きてきたわけではありません。
ただ、気づいたら、このまま同じ戦い方を続けるのは、しんどい。
そう感じる場面が増えていました。
営業の世界は、向いている人には本当に強い世界です。
話が上手く、数字を作れ、場の空気を支配できる。
でも私は、その土俵で戦うほど、少しずつ消耗していくタイプでした。
リクルド(旅する書庫番)
40代に入った頃、ふと冷静に考えるようになりました。
この戦い方を、あと10年続けられるだろうか。
もし環境が変わったら、自分は何を武器に残れるだろうか。
人柄や頑張りに依存した評価は、評価する側が変われば、あっさり崩れます。
だから私は、「もっと頑張る」方向ではなく、戦い方そのものを変える必要があると考えるようになりました。
人生を一発で変えたいわけではありません。
ただ、崩れにくい土台の上に立ち直したかった。
「資格に逃げるな」と言われた頃の自分
ひとつ、正直に書いておきたいことがあります。
私は、資格そのものを「意味がない」と思ったことはありません。
ただ、周りからこんな言葉をかけられたことは、何度もありました。
資格に逃げるな
そう言われるたびに、自分が楽な方へ逃げているように見えているのかと、考えさせられました。
でも私は、どうしても納得できない部分がありました。
なぜなら、仕事中に資格の勉強をしていたわけではないからです。
リクルド(旅する書庫番)
そのとき、頭に浮かんでいた言葉があります。
お前が休んでいるとき、俺は練習している。
— フロイド・メイウェザー
お前が寝ているとき、俺は練習している。
お前が練習しているとき、当然俺も練習している。
派手な才能があるわけでもなく、口が上手いわけでもない。
だからこそ、人と同じ時間を使っていては追いつけないと分かっていました。
資格の勉強は、逃げではありませんでした。
自分に残せるものを、誰にも邪魔されない時間で積み上げる行為だった。
人生を立て直す手段として「資格」を選んだ理由
資格に意味はある。
でも、その意味は「持っているだけで勝てる」ことではありません。
私が資格を選んだ理由は、人柄や頑張りに依存しない「信用の形」が必要だったからです。
名刺に資格名が載るだけで、最初の認識が変わる。
「電気も触れる人」と思われると、会話も変わる。
リクルド(旅する書庫番)
法人相手の仕事では、資格がないだけで対象外になることがあります。
これは努力の問題ではなく、前提条件としての線引きです。
資格は仕事を保証する魔法ではありません。
ただ、最低限の知識と責任を持っていることを第三者が証明してくれる。
それが、私にとっては必要でした。
私が実際にたどった資格ルートと、今思うおすすめの順番
ここからは、私が実際にどんな順番で資格を取ってきたのか、
そして今振り返って「こうしておくと良かった」と思う順番について書きます。
私が実際にたどってきた資格の順番
- 第二種電気工事士
- 排水設備工事責任技術者(実務経験2年が必要)
- 給水工事主任技術者(実務経験3年が必要)
- 1級管工事施工管理技士補
そして今思えば、もっとスムーズに積み上げられる順番がありました。
🗺 今思えばおすすめできる資格ルート
- 第二種電気工事士
-
1級管工事施工管理技士補
※ 1次検定は19歳以上であれば受験可能 -
排水設備工事責任技術者
(実務経験2年が必要) -
給水工事主任技術者
(実務経験3年が必要) -
1級管工事施工管理技士
(2次検定:1次合格後、実務経験5年)
1級施工管理の1次検定は、早めに合格しておいた方がいい。
このルートなら、1年1資格を目標にしながら、無理なく積み上げられます。
ただし、合理的なルートには「難しさ」もあります。
補足|合理的だが、誰にでも簡単なルートではない
合理的に考えると、「第二種電気工事士 → 1級管工事施工管理技士補」は効率がいいです。
ただし、1級管工事施工管理技士補は試験範囲がとにかく広い。
建物構造、電気、給水、排水、ガス、消火設備など、設備全体を俯瞰して学ぶ必要があります。
2年目だと難しく感じる人もいるはずです。
だから、私が通ってきた道もありだと思っています。
第二種電気工事士、排水設備工事責任技術者、給水工事主任技術者。
それぞれ分野に特化して学びますが、結局どこかで重なってきます。
私は水道業界にいたので管工事を選びましたが、施工管理は分野が選べます。
建築、土木、管工事、電気工事、造園、建設機械、電気通信。
今の仕事に関連する分野を選ぶのが一番いいです。
リクルド(旅する書庫番)食いっぱぐれない資格を狙わなかった理由
「食いっぱぐれない資格」という言葉は、強い。
不安なときほど、心が持っていかれます。
でも私は、資格そのものに人生を預ける選び方はしませんでした。
資格は、持っているだけで守ってくれる盾ではなく、
使ってはじめて意味を持つ武器だからです。
もし私が「安定してそう」という理由だけで資格を選んでいたら、
結局また同じ場所で立ち止まっていたと思います。
私が基準にしたのは、自分が戦える場所はどこか。
今の仕事とつながっていて、実務で使えるか。積み上げられるか。
「安定しそうな資格」ではなく、
「自分が使える資格」を積み上げた結果として、
仕事が途切れにくい状態が作られていった。
それが私の実感です。
まとめ 資格は、人生を立て直すための「ルート」だった
ここまで、営業が向いていなかった私が、
なぜ資格を軸に戦い方を変え、人生を立て直してきたのかを書いてきました。
改めて振り返ると、やったことは特別なことではありません。
- 今いる仕事から大きく外れず
- 実務で確実に使える資格を
- 順番を意識しながら
- 休んでいる時間に積み上げただけ
資格は人生を一発で変える魔法ではありません。
でも、立ち位置を少しずつ確実に変えてくれる道具にはなります。
大切だったのは「食いっぱぐれない資格」を探すことではなく、
自分が戦える土俵を少しずつ有利にしていくことでした。
もし今、同じように迷っているなら、資格という選択肢を冷静に見直してみてください。
派手さはなくても、続けられる戦い方が見えてくるかもしれません。
これで「営業が向いていない人の、生き残り戦略」シリーズは完結です。
🔥 焚火トーク|考え方の火を残す
- 若さの武器が消える40代からの生き残り戦略 若さが使えなくなったあと、何を武器に生き残るか。資格と朝活という「静かな戦い方」。
- 資格コンプレックスを越えて|国家資格が選択肢になった話 国家資格のない世界で感じた劣等感と、別のルートで見つけた現実的な答え。
📜 営業が向いていない人の、生き残り戦略
口が上手い人と同じ土俵で戦わない。資格=武器/朝活=整える

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