QGS家計とは?借金250万から資産700万へ。人生を立て直す「4分割」先取り設計図

「17年続けた整体師を辞め、手元に残ったのは250万の借金でした。」

モンキーレンチの握り方すら知らなかった私が、水道業界へ飛び込み、人生を再構築するために握りしめたのは、道具だけではありません。
どん底の家計を資産700万まで押し上げ、3000万の頂を目指すための最強の地図――それが「QGS(Quarter Grid System)」です。

「節約しているのに貯まらない」「来月の支払いが怖い」……
そんな不安な夜を過ごす旅人に、アサネコ王国を支える「4分割の財務術」を伝授します。

朝霧が晴れ、アサネコ王国の城壁が金色に輝くころ。
人生の岐路に立つ旅人である“あなた”は、〈王様の間〉の前に立っていた。

「なぜ、あさねこ家は借金から立ち直れたのか?」
その答えを求め、扉を叩く。

白髭の書庫番――リクルドはあなたを迎え入れ、一枚の古びた、しかし力強い巻物を広げた。
「これが、国を立て直し、未来を買い戻すための地図ですにゃ。」(ミケも横から覗き込む)

QGSの王国地図を歩く──4つのエリアを物語で理解する

QGSの全体像(固定費・変動費・自己投資・貯蓄投資)を巻物で示した図

リクルドが広げた地図には、王国の財務を支える「4つのエリア」が描かれていた。
「固定費25%:変動費25%:自己投資25%:貯蓄投資25%」
この比率さえ守れば、家計の濁りは消え、清流のように整います。では、一緒に歩いてみましょう。

固定費(城壁)・変動費(市場)・自己投資(ギルド)・貯蓄投資(財宝庫)の4エリア解説カード

① 固定費:最小で強い〈城壁〉

城壁は「一度建てたら動かさないもの」。ここが重すぎると、国は身動きが取れなくなります。

🏰 あさねこ家の城壁:
  • 住居費(住宅ローン)
  • 医療保険

あさねこ家では光熱費すらここには入れません。「毎月1円も変わらないもの」だけに絞り、城壁を最小限に。これが家計の自由度を生む秘訣です。

② 変動費:暮らしが流れる〈市場〉

日々の生活で増減する支出はすべて「市場」へ。ここを「見える化」することが、浪費という魔物を防ぐ唯一の手段です。

🛒 あさねこ家の市場:
  • 水道光熱費 / 食費 / 日用品
  • 自動車関連 / 太陽光ローン
  • りく飼育費用 / 父の介護・姉への送金

介護やペット、人によって形が違うのが市場の面白さ。家計管理アプリ(Zaim)でここを観察すれば、どこで使いすぎたか一瞬で分かります。

③ 自己投資:未来を磨く〈ギルド〉

QGSの最大の特徴は、通信費や娯楽を「自己投資」と定義することです。

🛡️ あさねこ家のギルド:
  • 通信費(ブログや資格勉強の生命線)
  • 資格・書籍購入 / 便利グッズ
  • 交際費・娯楽費(家族との思い出づくり)

衣服や遊びを「浪費」ではなく「自分への仕入れ」と捉える。そうすることで、罪悪感なく未来への種まきができるようになります。

④ 貯蓄投資:未来を満たす〈財宝庫〉

最後は、あなたと家族を守るための「財宝庫」です。

💰 あさねこ家の財宝庫:
  • 生活防衛資金 / NISA / iDeCo
  • 終身保険(55歳で子どもの大学資金にする計画)
  • 特別費の積立(税金 / 車検 / イベント費)

「投資=株」だけではありません。将来必ず来る出費(特別費)をここで守ることこそが、本当の安定を生むのです。

QGSの核心 ― 手取りを4分割し、まず“未来の25%”を守る

手取りを4分割し、まず財宝庫(貯蓄+特別費)25%を先取りする流れ

QGSの本質はシンプル。「手取りを4分割し、25%ずつ配分する」。これだけです。
そして、最も重要な鉄則がこれです。

給料が入った瞬間に、貯蓄・特別費(財宝庫)25%を先取りすること。

■ 手取りから25%を確保するとこうなる

  • 手取り30万円 → 75,000円を未来へ先取り
  • 手取り45万円 → 112,500円を未来へ先取り

この25%さえ守れば、他のエリアが多少ズレても国(家計)は滅びません。
この「心の余裕」が何よりの財産になります。

【テンプレ】手取り30万円なら、こう置く(QGS 4分割の例)

「理屈はわかった。でも自分の家計に当てはめると止まる」
ここで迷子になる人が多いので、手取り30万円の“置き方テンプレ”を置きます。
まずはこの形で1ヶ月回し、合わない部分だけ微調整でOKです。

先に守るのはこれ:
財宝庫(貯蓄+特別費)= 75,000円(25%)

エリア 比率 金額(手取り30万) 中身の例
🏰 城壁(固定費) 25% 75,000円 家賃/住宅ローン・保険など「毎月ほぼ変わらないもの」
🛒 市場(変動費) 25% 75,000円 食費・日用品・光熱費・ガソリンなど「月で増減するもの」
🛡️ ギルド(自己投資) 25% 75,000円 通信費・勉強/本・家族の体験・衣服など「未来の行動を増やす」
💰 財宝庫(貯蓄+特別費) 25% 75,000円 特別費(月割り)・NISA・iDeCoなど「未来の準備」

財宝庫(75,000円)の“中身”テンプレ(例)

ここがQGSの肝です。「全部投資にする必要はありません」
あさねこ家は、特別費を“生活防衛資金口座に毎月補充する”運用にしています。
だから、税金や車検の支払いがあっても口座残高が崩れにくいんです。

生活防衛資金150万円の口座に特別費を毎月補充し、税金や車検などの支払いがあっても残高が崩れにくい仕組みを示す図

生活防衛資金150万円を“基地”にして、特別費を毎月補充する。だから残高が減りにくい。

  • 特別費(先に確保):30,000円(例:税金/車検/修繕/旅行/ペット医療などを月割り)
    → 支払い月にここから出す。毎月30,000円を生活防衛資金口座に補充して“残高を減らさない”運用。
  • NISA:25,000円(つみたて枠。生活防衛資金を確保できている前提で無理なく)
  • iDeCo:20,000円(積立の枠。無理のない範囲で継続)

※配分は一例です。ポイントは「特別費を“別枠”として見える場所に置く」こと。
そして、生活防衛資金口座へ毎月補充すると、支払い月でも家計が崩れにくくなります。

✅ 最初の勝ち筋:
いきなり25%がキツければ、20% → 22% → 25%で段階的にOK。
“続く配置”が正解です。

【保存版】手取り別:QGS 4分割 早見表(25万/35万/45万)

「自分の手取りだと、いくらになる?」を一発で解決する早見表です。
QGSは比率よりも“続く配置”が大事。まずは目安として使ってください。

手取り別:QGS4分割(固定費・変動費・自己投資・貯蓄投資)早見表
手取り 🏰 固定費25% 🛒 変動費25% 🛡️ 自己投資25% 💰 貯蓄+特別費25%
250,000円 62,500円 62,500円 62,500円 62,500円
350,000円 87,500円 87,500円 87,500円 87,500円
450,000円 112,500円 112,500円 112,500円 112,500円

💰 貯蓄投資25%(財宝庫)の中身:あさねこ家の考え方

  • 特別費(月割り):税金/車検/修繕/イベント等を先に確保し、生活防衛資金口座へ毎月補充
  • NISA:無理のない範囲で積立(生活防衛資金を確保できている前提)
  • iDeCo:長期で積立(途中で止めない額にする)

※本記事は一般的な情報提供であり、特定の金融商品の推奨や投資助言ではありません。

貯蓄投資25%は“全部投資”ではない ─ 「特別費」という名の守備隊

「毎月25%も投資なんて、今の生活じゃ無理だ……」と感じるのは当然です。私もそうでした。
でも、QGSはこう教えてくれます。

“1〜3年以内に必ず来る特別費”も、貯蓄投資25%に含めてよい。

固定資産税、車検、家族の旅行費……これらを月割にして「貯蓄投資」の枠で積み立てる。
これだけで、急な出費に怯える日々は終わります。
あさねこ家では、この仕組みで「突発的な出費がゼロの家計」を実現しました。

特別費(税金・車検・イベント費など)を月割りで積み立てる考え方を示した図

QGSが崩れる3つのパターン(ここだけ直せば戻れる)

QGSは「気合い」じゃなく配置です。だから崩れても大丈夫。
崩れ方はだいたい3つしかありません。当てはまったところだけ直せば、また回ります。

① 城壁(固定費)が重すぎる

固定費が重いと、市場(変動費)と財宝庫(貯蓄+特別費)が圧迫されます。
「節約してるのに貯まらない」は、だいたいここが原因です。

✅ 目安チェック

  • 固定契約が増えて、毎月ほぼ同額で抜けていく
  • 給料日前に市場の上限が足りなくなる

🛠 対処(やる順番)

  1. 固定費の定義を絞る:「毎月ほぼ変わらないもの」だけを城壁に残す
  2. 固定契約を棚卸し:サブスク/保険/通信/車関連などを“見える化”
  3. 勝手に減る仕組みを先:交渉が必要なものは後回しでOK

② 特別費が未設計(=突然の出費で全滅)

特別費がないと、税金・車検・修繕・イベントが来た瞬間に市場が荒れ、財宝庫が枯れ、QGSが崩れます。

✅ 目安チェック

  • 「今月だけ」が年に何回も起きる
  • ボーナスや臨時収入が“穴埋め”で消える
  • 支払い月が近づくとストレスが増える

🛠 対処(最短ルート)

  1. まず10個書く:税金/車検/保険/修繕/旅行/誕生日…
  2. 年額→月額に割る:合計を12で割って“守備隊”にする
  3. 財宝庫に固定:市場に混ざらない箱にする(混ぜると永遠に見えない)

✅ 合言葉:“特別費込みで25%”が最初の勝ち筋。

③ 市場(変動費)が濁っている(=見えない浪費が増える)

市場が濁ると、何に使ったか分からないままお金が消えます。
ここは「節約」より見える化が先です。

✅ 目安チェック

  • コンビニ/外食/小物の合計が把握できていない
  • 家計アプリを開くのが怖い
  • 「使途不明金」が毎月出る

🛠 対処(止血の型)

  1. 上位3費目だけ見る:重いところだけでOK
  2. ルールは1個:外食週◯回など
  3. イベント出費は特別費へ:市場に混ぜると濁る

リクルドは巻物を閉じて言った。
「崩れるのは普通だ。大事なのは、戻れる型を持つことだ。」
── QGSは、家計を責めるためじゃない。“戻る道”を作るための地図。

【15分でOK】今日やるQGSチェックリスト(ここから始める)

QGSは「理解した人」より、1つでも配置した人が勝ちます。
今日やることは、たったこれだけ。完璧は不要です。

🎯 今日のゴール:
「財宝庫(貯蓄+特別費)」の置き場所を決めて、“先取りの箱”を1つ作る

  1. 手取りをメモする(1分):今月の手取り(ざっくりでOK)
  2. 財宝庫25%を計算する(2分):手取り × 0.25
  3. 特別費を10個だけ書く(5分):税金/車検/保険/修繕/旅行/誕生日…
  4. 特別費の月割り合計を仮で決める(3分):正確さより“置く”
  5. 先取りの置き場所を決める(2分):口座/封筒/別財布、混ざらない箱
  6. 次の一手を1つだけ選ぶ(2分):今日全部やらない
次の一手(1つでOK) 効果 所要
🏰 固定費を棚卸し(書き出すだけ) 城壁が軽くなる入口 10分
🛒 市場の上位3費目だけ見る 濁りが澄む→財宝庫が増える 10分
💰 特別費を“月割り”で固定する 急な出費に怯えなくなる 15分

✅ 最後にこれだけ:QGSは「節約の技術」じゃない。“先に守る配置”です。

リクルドは巻物を閉じ、あなたに静かに微笑んだ。

「未来の25%を、最初にあなたへ。この一歩が、王国の財宝庫を満たす力となります。」

朝日が差す道が、あなたの目の前で輝いていた。あなたは深く息を吸い、その道へ歩き出す。

── 未来の25%を守る旅は、今ここから始まる。

🔥 お金の焚き火トーク

※アサネコ王国の家計設計は、マネーセンスカレッジ様の理念と教育コンテンツに深く共感し、実践を通じて整理したものです。
正確性に配慮しつつも、実体験にもとづくため一部独自の解釈を含みます。
本記事は一般的な情報提供を目的としており、特定の金融商品の推奨や投資助言ではありません。必要に応じて公的情報や専門家の助言も参照してください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次