振り返ると、私の人生は「第二種電気工事士」を取ってから、
少しずつ動き出しました。
水道の仕事しかできなかった自分が、
電気を扱えるようになった瞬間――
選べる仕事も、次の道も、一段上に増えたからです。
この記事でわかること
- 水道会社での当時のリアルな仕事環境
- 「このままだと詰む」と感じた具体的な理由
- 電気工事士が転機になった実感
- 資格が「選択肢」を増やす仕組み
水道会社での主な仕事
水道会社に転職してから、
主な仕事は水漏れ修理と排水の詰まり対応でした。
ときには家全体の給水工事や排水工事を任されることもあり、
現場仕事としては、決して軽いものではありません。
今振り返っても、水道の仕事は必要不可欠で、強力な武器です。
リクルド(旅する書庫番)でも「それしかできない」状態が、少し怖かった。
いちばんしんどかった瞬間
正直に言うと、
いちばんしんどかったのは、ノルマを達成できなかった日でした。
現場を終えて事務所に戻ったとき、
上司の目を見るのが、少しつらかった。
ただ、不思議なことに――
周りの同僚は、基本的にみんな優しかったんです。
今日やった現場の話をして、
分からなかったことを聞けば、ちゃんと教えてくれる。
人間関係に恵まれていたからこそ、辞める決断が遅れた
そんな側面もありました。
転職は決めていなかった
この時点では、
「転職しよう」と決めていたわけではありません。
ただ、はっきりしていたのは一つ。
クビになっても困らないよう、武器が欲しかった。
長老チャットラーその順番は正しい。武器は“自由”を生むからな。
このままだと詰むと思った理由
それでも、心のどこかで、
ずっと引っかかっていたことがあります。
「いい案件を振ってもらうには、突出した特技が必要だ」
トイレに強い人。
排水詰まりが得意な人。
給湯器に詳しい人。
あるいは、
お客様とのコミュニケーションが得意で、
給水工事・排水工事につなげられる人。
当時の私は、
どれにも当てはまらなかった。
長老チャットラー静かに選択肢を失っていくことでもある。
なぜ「第二種電気工事士」だったのか
営業の数字に一喜一憂し、心が削れる日々。
そこから抜け出すために私が出した答えは、「会社に依存しない、自分だけの絶対的な評価」を手に入れることでした。
数ある資格の中で電気を選んだ理由は、極めて現実的です。
- 確実な収入アップ:歩合に左右されない「資格手当」という名の安定報酬。
- 希少性の掛け算:水道ができる人は多い。でも「水道と電気が両方できる人」は一気に市場価値が上がる。
- 独占業務の強さ:無資格では触れない領域を持つことで、現場での立場を守れる。
そして、もう一つ。
現場にいると痛感しますが、水回りの設備は「水だけ」では完結しません。
コンセント、専用回路、分電盤。
“最後に動かすのは電気”であることが多い。
第二種電気工事士は、私にとって「生存戦略の第一手」でした。
電気は設備に命を吹き込む仕事
第二種電気工事士を取ってから、
私の中で、仕事の見え方が変わりました。
電気工事は、設備に命を吹き込む仕事です。
どんな設備も、電気が通ってはじめて動き出す。
資格を取った瞬間に、それが「知識」じゃなく現場の実感として腹に落ちました。
たとえば、トイレ交換。
以前の私は「水漏れチェック」までが仕事でした。
でも電気が分かると、温水洗浄便座の電源確認や、必要なら専用コンセントの増設まで、その場で完結できるようになります。
お客様からすれば、水道屋と電気屋を別々に呼ぶ手間が省ける。
ここで「ありがとう」の重みが変わりました。
資格一枚で、現場の“完結力”が上がるんです。
スミス親方それが「多能工」の本当の価値じゃな。
- トイレ/レンジフード/洗面台/自動水栓 → コンセントが必要
- IH/エコキュート/食洗機/浴室暖房 → 専用回路が必要
- 状況によっては → 分電盤交換・幹線の見直しも必要
水回りの設備って、見た目は「水の道具」でも、
裏側では電気が動かしているものが多い。
水と電気は、現場では“セット”なんですよね。
資格で世界が変わった
第二種電気工事士を取ったことで、
現場でできることが増えました。
それだけでなく、
周囲の見方も少しずつ変わっていきました。
「水道だけの人」ではなく、
設備全体を見られる人として扱われるようになった感覚。
例えば、現場で「ここ電源どうなってます?」と聞かれたとき。
以前の私は、どこかで遠慮していたと思います。
でも資格があると、
その一言に“根拠”が乗るんですよね。
リクルド(旅する書庫番)でも電気ができると、現場の“核”に近づく感じがした。
そして転職市場で、はっきりした違いを見ました。
求人サイトで「第二種電気工事士」と検索すると、
驚くほど多くの求人が出てきます。
条件も、仕事内容も、
最初に転職したときより明らかにワンランク上でした。
長老チャットラー検索結果に「道」が表示されるようになる。
それが現実のRPGだ。
資格って「すごい人になる」ためのものじゃない。
検索結果に“選択肢”が表示されるようになる。
その現実を、私はこのとき初めて見ました。
まとめ:最初の一本目の武器を手にして
私にとって、第二種電気工事士は単なる免許証ではありませんでした。
それは、「自分で自分の人生のハンドルを握り直した」という自信の証です。
資格があると、現場でできることが増える。
そして転職市場では、検索結果に「道」が表示されるようになる。
私はこのとき初めて、「武器の威力」を実感しました。
でも、40代。仕事で疲れ果てた中で、どうやってこの試験を突破したのか?
その答えが、私が作り上げた「7回転システム」と、静寂の「朝活」です。
さらに言うと、私は元々勉強が得意なタイプではありません。
それでも、なぜ朝の30分だけで合格ラインまで持っていけたのか――その答えが、次の話です。
次の話では、凡人の私が武器を手に入れるために作った、最強の学習ルーティンの正体を明かします。
🔥 焚火トーク|考え方の火を残す
- 若さの武器が消える40代からの生き残り戦略 若さが使えなくなったあと、何を武器に生き残るか。資格と朝活という「静かな戦い方」。
- 資格コンプレックスを越えて|国家資格が選択肢になった話 国家資格のない世界で感じた劣等感と、別のルートで見つけた現実的な答え。
📜 営業が向いていない人の、生き残り戦略
口が上手い人と同じ土俵で戦わない。資格=武器/朝活=整える


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